自叙伝『我が闘争』の総集編的な内容にもなった。
人生の目的と新たな宇宙の創造
http://new-mu.seesaa.net/article/376782239.html
にも書いた通り、私は生まれた時から少し特殊な人間だった。
この時の写真撮影も最近のことのように覚えている。
そして、前回の記事では、小学校転校が原因で、
人生の歯車が大きく狂ったということを書いてきた。
「悪魔術によって相手が怪我や病気をしていたが、
私も自分の自念障害や返り念障害にやられて、
私自身が怪我をしてしまうこともあった」と書いたが、
怪我だけではなく年に何度か高熱を出したり、
病院に行っても原因不明の病気になったりしていた。
そして何よりも、私自身の精神が破壊されて
正常な神経の持ち主ではなくなっていった。
人や世間を恨むことは自分を恨むことと同じであり、
必ず精神に障害をもたらし、
その結果として脳や内臓諸器官に変調を来たすことになる。
もちろん、その想念は潜在意識を汚してカルマを作り、
今後の人生や死後の世界、そして来世の運命を決定し、
その情報はDNAにも記録され、子孫にも影響を及ぼすことになる。

古語で「霊」を「チ」と読み、「血」に通じるが、
王仁三郎は「赤血球には霊が充満しており
霊の交通運輸の役目をする」と説いている。
霊的な解説をすれば、自分の副守護神
(汚れた潜在意識)には、幽界の先祖霊たちも含まれる。
従って、同じ血統の人間は霊的な繋がりが強く、
既に生まれている子や孫にも影響するのである。
例えば、親の喜怒哀楽が、遠く離れて音信不通の
子供の潜在意識にも影響を与えるものなのだ。
子供に対して発する想いではではなくてもである。
当然ながら、血液の状態と霊性は関連し、
血液の浄化が意識レベルの向上や先祖の供養にも関係している。

それはともかく、小学校5年の頃から悪魔術に手を染め、
「地獄道」を突き進んでいった私だが、
その頃から「超神道」への道も同時に歩んでいた。
超神道とは、神道の流れを汲みながら既存の神道を超越したもので、
実在の超神霊(5次元の霊)のエネルギーと交流する神霊術である。
寝れば必ず金縛りになったり悪夢を見ていたが、
超神霊エネルギーを引きながら寝ると、
天国のような所にいる明晰夢を見ることもあった。
私は幼少の頃から様々な宗教に触れ、
小学校の頃から自らその研鑽を積んでいたが、
隈本確の超神道を歩み始めてから、
宗教が説く教義や修行などを捨て、宗教離れをした。
また、中学1年からは隈本確と同じく、
5次元エネルギーであるESPも活用するようになった。

話を戻すが、私は小学校5年の頃から
祖母への反抗の態度として少食になり、
食べ盛りだったので食べたいのを我慢して
立ちくらみをよく起こしていた。
中学に入ってからはニキビを気にして少食を続け、
肉や油料理やお菓子やジュースを避けるようになった。
中2の頃からは、ドクロのようなバンドマンに憧れて
1日一食の少食(味噌汁だけとかサラダだけとか)
の生活をするようになり、絶食する日も多かったが、
少食体質になって体力的な問題は全くなかった。
尚、隈本確は食に戒律を設けていないが、
生野菜の効用と水飲み健康法を提唱していたので、
もちろんそれも習慣にして血液の浄化に努めていた。

それでも悪魔に支配されていたのは何故か……。
それは私の心が弱く、過去の悲しみを引きずり、
自分の心を守る為に他者に原因と責任を向け、
いつまでも許すことができずに呪っていたからだ。
どれだけ悪想念を持たないように頑張っても、
「想念は結果」なので出てくるもので、
その時に精神を悪魔に支配されていたのだが、
そのような食生活だったからこそ、
神と波長を合わせやすい体質でもあったと言える。
カバラ占いによると私は
「神と悪魔の両方に支配される人生」だという。
カバラ占いによる獣の特性とフーチパターンによる生命体
http://jinja-bukkaku.seesaa.net/article/172454800.html

悪魔に支配されていたのは昔の話だが、
実際に私のの人生は神と悪魔の両方に支配されてきたと言える。
私が悪魔術に手を染めたのは、
隈本確の神霊術と出会ってから以降のことである。
また、私が不良になって悪の道を突っ走ったのは、
ESPと出会ってから以降のことである。
そして、どのような極悪非道な人生を歩んでいる時でも、
隈本確とESPを信仰していた。
但し、高校生になってからは格闘技の先生の指導などの影響で、
肉食を解禁して満腹になるまで食べるようになった。
そして、悪行三昧で警察のお世話になってばかりいた私は、
学校の陰謀で1ヶ月半の間、スパルタ施設に拉致監禁された。
私は経歴に傷はないが、そこは少年院や刑務所に入っても
更生できなかった人間の掃き溜めで、1年、2年は当たり前、
5年以上も収容されている人間もいた。
そこにいた連中の話によると、
その施設に比べると少年院や刑務所は天国だと言っていた。
いつ出れるか分からない絶望感で、私は過労死してやるつもりで
山での肉体労働をガムシャラに頑張った。
超スパルタな塾長は元ヤクザのようなことを言っていたが、
私のことを「ええ根性しとる」と言って、
奇跡的に1ヶ月半で釈放されることになった。
向かって左が例の殺人犯
拉致された時、私は家で寝ていたのだが、
3人のオッサンに囲まれて寝込みを襲われ、
手錠をかけられて車に乗せられた。
その少し前に地元のヤクザとトラブルを起こしていたので、
家がバレて誘拐されたのかと思った。
その昔、私の御父はその組の親分も締め上げているので、
事務所に着いたら私の正体を明かそうと思っていた。
だが、車はその事務所の地域を通過した……。
もしかすると、このオッサンたちは刑事で、
鴨川沿いにある管轄の警察署に連れて行かれるのだと思った。
しかし、その警察署も通過し……
京都府警に連れて行かれるのだと思ったが、
どんどん遠くに向かって車は走り始め、
やがてどこかの山道に入っていき、
殺されるのだなと観念したのだが、普通に堂々としていた。
で、収容所に連れて行かれて怒鳴り散らされたのだが、
オッサンたちの正体は謎で、何の為に連れて来られて、
何に対して怒られているのか全く分からなかった。
聞いても答えてくれず、だが、
無駄な抵抗はやめようと思って大人しくしていたのだが、
普通は誰もが震え上がるとのことだった。
で、1ヶ月半後に突然釈放されることになったのだが、
生活態度を改めないと連れ戻しということだった。
連れ戻しが嫌な一心でしばらく真面目にしていたが、
連れ戻しに来たら殺してやると思って日本刀と一緒に寝ていた。
レプリカなので斬れないが、先が尖っているので
突き刺せば人間の体くらい簡単に貫通するアイテムである。
そして、そのオッサンに対する恨みと反抗の気持ちも強くあり、
そこから私の全盛期が始まった。
収容所で一度は捨てた命、あの体験と決死の働きを思えば、
怖いものは何もなく、出来ないことも何もない気になり、
不良を超越した特殊な軍団を結成し、常に死を覚悟して、
街で無差別に喧嘩やテロ活動を繰り返していた。
だが、高2の2学期(17歳)に人生の転機が訪れた。
御父の竹馬の友で、
御父の会社の会長だったK氏と対面することになった。
正月に東京の自宅に招かれ、
私だけ別室に連れて行かれて、このように言われた。
「お前は不良か!?
俺はヤクザにも恐れられている人間だぞ!」

少し話が変わるが、御父は昔、柔道5段で、
警視庁でも数々の犯人逮捕で表彰されてきたという。
で、京都に移住して東映のニューフェイスになり、
映画にもいくつか出演しているが、事業が盛況だった為、
芸能活動から徐々に離れていったという。
昼は会社経営、夜はホスクラ経営で、祇園で最大の有名店で
全国からVIPな客や芸能人たちが来ていたらしい。
当時、御父は28歳で、
サラリーマンの初任給が1万5000円程度だった時代に、
年商10億円くらいあったという。
そして、ヤクザがみかじめ料を取りに来たり、
ヤクザの客が因縁をつけてくる度に、
御父はボコボコにして吊し上げていたという。
一度、武器を持って報復に来た連中に、
外で10人くらいに囲まれたそうだが、
それも1人で全員倒したりしていたらしい。
親分が出てきてもボコボコにして吊し上げ、
何人かの親分を締め上げた頃、
御父の噂が本部の大親分の耳に入って店に来たらしく、
大親分が御父に惚れ込んで親しくなったという。
で、御父が30歳の時、マンションの管理人が来て
書類に印鑑を押すように求められ、
御父が留守だったので聖母が捺印したという。
後で御父が調べると、その管理人は有名な事件師だったらしく、
その捺印1つで財産も会社も店も奪われて文無しになったそうだ。
そのカルマ(記憶)を刻んだ遺伝子は私に継承され、
私も30歳の頃に似たような経験をすることになった。
その時、例の大親分が部下に3000万円を集めさせ、
御父に「ぜひ使ってくれ」と言って無償で提供してくれたという。
私は昔からその武勇伝を聞かされていたので、
ヤクザを恐れなかったというのもあるのは事実である。
余談が長引いたが、前述のK会長も
大学時代に柔道の全国大会で4年連続優勝したらしい。
また、大学時代から右翼の実力者で、
当時の過激な学生運動を警察も止められなくなり、
国からの依頼で全国の右翼を動員して学生運動を止めたという。
その結果、1年間独房に入れられ、
国家権力に対する反撃の人生が始まったという。
右翼というのは昔の話だが、政財界の裏の世界で成り上がり、
民間人でありながら大臣を動かすほどの権力を掌握した。
それが「野望の群れ」という漫画になっている。
ストーリーはかなり脚色されていて、
漫画の中ではヤクザということになっているが、
実際にはヤクザを恐喝したりしていたらしい。

また、3000人以上のスパイを各組織に送り込み、
法律で簡単に裁けない権力者たちの実態を暴いて
強請りなどもしていたという。
昔、住専の事件があったが、
あれもK会長の指示で御父が証拠を集め、
検察を動かして逮捕に至ったという。
御父は検察に、
「一般人なのに、よくこんなことができましたね」
と言われ、K会長の名前を出すと
「それは無敵ですね」と言われたそうだ。
私もK会長のような正義の鬼になり、
権力者への道を進むことを熱望し、
その世界で皆を見返してやる決意をして、
極悪から極善に反転したのだった。
そして、大物に成りたければオーストラリアの広大な大地に立ち、
国際的な仕事ができるように英語を勉強しろと言われ、
指定されたオーストラリアの大学に入る為に猛勉強を開始した。

また、私は喧嘩だけではなくナンパにも明け暮れていて、
1ヶ月で何人と付き合えるかを仲間と競ったりしていた。
その時に付き合った中の1人と本当に付き合うようになり、
それも私が街で暴れなくなったことと無関係ではない。
そして、約1年間の交際期間を経て、
私は高校を卒業してオーストラリアに旅立った。
私は外人からも日本人からも人気者で、
仲間が沢山いて楽しかったことは楽しかったが、
田舎なので都会の楽しみが全くなく、
日本に帰ってバンドがやりたいと思うようになった。
今年の祇園祭の写真を見て、友人のメンマが
「相変わらずどこに行ってもスーパースターですな」
と言っていたが、確かに昔からどこに行っても人気者で、
小学校の転校前も転校後もクラスの中心的存在だった。
転校後の小学校の友人に「なぜグレたのか?」と聞かれ、
「イジメられてたから」と言うと、
「勉強もスポーツもよくできて、
みんなから愛されて人気者やったやんか」と言われた。
確かにその通りで、誰も悪意を持って私を虐めていないが、
その当時の私の主観では虐められていると感じていたのだ。
それは私立の小学校で過ごしてきた人間と、
公立の小学校で過ごしてきた人間の違いというか、
学校だけではなく基本的に家での育ちが全然違うものがある。
私は転校後も沢山の友達ができて、
みんなと仲良くしていたのだが、
親しい友人の中にもまともな家庭で育っていない者もいて、
私に対するひがみや妬みの言葉を発することがあり、
それを私は虐められたと感じて泣いていたのである。
4年生の時に6年生から暴力を受けていたのは事実だが、
どう考えても私は虐められるようなタイプではない。
転校生ということで目に付き、
人気者のようだから目触りで虐めたくなったのだろう。
小学校の卒業文集
さて、オーストラリアでの話に戻すが、
ホームシックになって高校時代のように酒に溺れ、
浮気をして学校にも行かずに自堕落な生活をしていた。
日本に置いてきた彼女の魔鬼とは、
毎晩のように1〜2時間も国際電話で話していた。
半年後、魔鬼を召喚して、ケアンズに2週間の旅行に行った。
半年ぶりの再会で感激し、
私は御父からカードを貰っていたので使い放題で、
人生で最も最高の2週間を過ごしたのだが、
最後の2日前に魔鬼が浮気をしたことを知った。
その時のショックはあまりにも大きく、
1週間ほど食事もせずに寝込み、
急遽、日本に帰国して魔鬼と同棲することになった。
そして、マーフィーの本を読んで、
その男のことを許し、自分の心を癒すように努めた。
だが、どうしてもその記憶がいつも脳裏をよぎってしまい、
なかなか立ち直ることが出来ず、
私は悲しみから自分の心を守る為に、
魔鬼が浮気した相手の男に対して怒り狂う毎日だった。

どこの誰かは知らないが、
四六時中、その男を虐殺するイメージをしていた。
当時、私は建築のバイトをしていたが、
殺意に満ちた力任せで仕事をして発散していた。
魔鬼は友達と海に行った時にナンパされたそうで、
その友人の方はもう1人の男と続いていて、
魔鬼が浮気した男に不幸があったという情報が入った。

そして、21歳の頃に『日月神示』に出会い、
一切の肉・魚・卵・油料理・乳製品を辞めた。
また、隈本確から離れ、ESPのテープは聴いていたが、
ESPに対する依存心も消えていった。
そして、『日月神示』を信奉して厳格な食生活
(穀物菜食の少食)をするようになり、
3日〜1週間の断食も頻繁に繰り返すようになった。

だが、その男が死んだことを知っても許せず、
何万回殺しても許せず、私はその男を呪い続け、
魔鬼の記憶を消したくて、私も記憶を消したくて、
消えない悲しみと怒りにずっと苦しみ続けていた。
そして、高校時代ほどではないが、
再び街で無謀な喧嘩や破壊活動をして、
たびたび警察に連れて行かれていた。
だが、神と悪魔の両方に支配される人生なので、
悪魔が沈静化している時の私は本来の私だった。
私は日本に帰国して、親やK会長に敷かれたレールではなく、
自分の力で自分の人生を切り開いてやると思っていた。
それがバンドでの成功という夢だったが、
借金まみれになってしまった為に、
とりあえずビジネスに専念することにした。
私の自叙伝『我が闘争』を読んだヤタガラスから、
以前、次のようなメールがあった↓
「どれだけ傷ついても失わない純粋さがあるから
閣下の歩く道には 華びらが舞うのでしょう」

私は数々のネットワークビジネスで成功してきたが、
この業界の成功者の多くは口八丁の合法詐欺師である。
だが、当時の私の成功哲学の原点はナポレオン・ヒルで、
その「成功の定義」は次のようなものだった。
「成功とは、他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、
自ら価値ありと認めた目標や願望を、
黄金律に従って、一つひとつ実現して行く過程である」

目標や願望を明確に持ってモチベーションを維持し、
成功した姿をイメージ化して計画を立てて努力する……
というような当たり前のことだが、
それがプログラム化されているもの実践してきた。
それによって成功したと言えばそうなのだが、
21世紀はこのような幽界の成功哲学ではダメである。
それはともかく、私は自分の数々の成功例や失敗例などの
経験則を生かしながら、様々やアイデアを駆使して、
常識を逸脱した努力と独特のやり方によって成功した。
高校時代に結成した軍団(ネットワーク)の構築も、
正攻法ではなく誰もやらないような特殊な方法だったが、
いずれにしても人並み外れた無謀な勇気と根性が必要である。

それはともかくとして、他人の権利を尊重し、
社会正義に反することなくということが前提である。
そして、ネットワークビジネスというのは、
人を稼がせれば結果的に自分も儲かる仕組みなので、
お金は後からついてくるという考え方で、
ひたすら人々の為(自分の為)に活動し続けていた。
だから、数多くの人たちから尊敬され、信頼され、
私が次々とビジネスを仕掛けたりしても、
鶴の一声で何千人が一斉に動いていた。
投資会社を設立してその世界から足を洗ったが、
ビジネスの世界に於いては神の世界に通じるような、
奉仕の気持ちで社会貢献をしてきたと言えると思う。
だが、私はあの男に対する呪いの念を持ち続け、
その怒りを喧嘩や破壊活動によってぶちまけていた。
25歳くらいからはほぼアル中の状態になり、
食事はほとんど必要なくなって不食に近い状態だった。

私が朝方、泥酔して一人で帰宅中、
闇打ちに遭って怪我をして帰ったりして、
魔鬼が心配して怒るのに対して、
私は5年も6年も前のあの男の話を掘り返して、
魔鬼に暴言を吐いて殴ったりするようになった。
魔鬼もクラブのアフターで朝帰りで泥酔して帰ってくることが多く、
私に対する不満や怒りや悲しみで精神が錯乱したような状態で、
泣き喚きながら私に「しっかりして!」と言われ続けていた。
私が23歳の頃から魔鬼と言葉を交わすことが少なくなり、
一緒にどこかに出かけることもほとんどなくなり、
同棲している意味があるのかどうかお互いに疑問に思っていた。
そして、26歳のある日、ESPの指導所に行って、
巨大な念玉に「なるようにして下さい」と祈った。

すると、また魔鬼が泣きながら帰ってきて、
「洗濯も掃除も何も出来ないくせに、私が出ていってもいいの?」
と言われ、うっとうしくなって「出ていけ!」と怒鳴ってしまった。
「本当に出て行っていいの!?」と言われ、
「だから出て行けって言ってるやろ!」と一喝すると、
少し沈黙の後、魔鬼は「分かった……」と言ったので、
本当に出て行きそうな気がして嫌な予感がしたが、
心のどこかでそれを望んでいたので口に出たのである。
それから魔鬼は帰って来なり、私は心配になったが、
それ以前から外泊が多く、何となく状況は察知していたので、
別れた方が良いとは思っていたが私にも情があったので、
ESPの指導所に行って「なるようにしてくれ」と祈ったのだ。
で、「何年から前からの客と結婚する」という連絡が入った。
その瞬間、私は過去のあらゆる怒りと悲しみから解放され、
成仏したような清々しい気持ちになった。
幽界から脱却して天国に来たような気分で、
実際に意識レベルではそうだったと思う。
(天国=フォーカス27=輪廻転生地点)

3年程前、何のキーワード検索で引っ掛かったのか謎だが、
魔鬼が私のブログを発見して次のようなメールが届いた↓





話を戻すが、魔鬼が出て行って私が成仏してから
親友のT氏が逮捕されて絶縁状態になったり、
遊び友達の人脈が自然に激変し始めた。
また、部屋の景色も違ったように見えたりして、
夢を見ているのか別世界に来たような感覚だったが、
今思えばパラレルワールドが大きく変わったのだろう。
もちろん、良いパラレルワールドに移行したのだが、
「運命の変更」とはこのようなことなのだ。
T氏は去年の祇園祭で8年ぶりに再会したが、
私がメールも電話も返さないので再び音信不通中。

だが、マンションの隣の部屋のドアの前に
ハエがビッシリ止まっていて、強烈な死臭がしていた。
また、エアコンは外気を取り入れるので、
エアコンをつけて寝ると、
起きた時に私の部屋に死臭が充満して吐き気がした。
メンマを呼ぶと「絶対死んでいる」ということになって
警察を呼ぶと、案の定、隣のオッサンが死んでいた。
そして、メンマに頼んで引越作業を開始した。
私は全国展開の大手スーパーの元顧問で、
大手通販会社の社長秘書をしている人物からも
全幅の信頼を置かれていて、
マーケティングについてのコンサルもしていた。
その人が京都駅の近くの事務所を無償で
貸してくれていたので、そこに移り住むことになった。
また、名古屋の会社から子会社の社長になってくれという
オファーがあり、名古屋に移住する決断をしたが、
双方ともに少し準備もある為、
半年間ほどはまだ京都駅の近くの事務所に住んでいて、
太陽瞑想や腕振りを日課にしていた。
私はそのビジネスに一点集中する為に、
全てのビジネスの活動を停止して収入は激減していった。
最終的に月収は10万円くらいにまで落ち込み、
光熱費や電話代や諸経費で月に10万くらい必要だったので、
飲酒も食事も出来ない状態となった。
その時に20日間の断食瞑想をして、
「天人合一」を初めて体験したのである。

で、名古屋のマンションも契約済みだったが、
頭金以外の残金や引越費用がなくて困っていたのだが、
知らない名前の人から私の個人口座に入金があったりして、
奇跡的に3月下旬に予定通り引っ越すことができた。
それが27歳の春で、私は会社の立ち上げに貢献し、
3ヶ月間タダ働きをさせられて解雇されたが、
禍転じて福となり、2ヶ月間の断食で不食体質になった。
そして収入がない為に家賃も滞納で、
ホームレスになる為に名城公園に下見に行った時に、
私を解雇した会社のトップリーダーをしていたゴッドに遭遇した。
話を聞くと、ゴッドは収入は要らないと言って、
その会社を辞めたらしく、
もともとは証券会社にシステムを提供するほどの
トレーダーだという話も聞いていた。
また、ゴッドも私の過去の栄光を知っていたので、
一緒に投資会社を設立することになり、
まずは資金ゼロでネットワーク会社を発足し、
最初の1ヶ月間は低迷していたが、
半年間で3億5000万円の売り上げがあった。
ホームレス寸前から2ヶ月目
私の部屋を事務所にしていたので部屋に引きこもり、
不食を続けながら、日の出の太陽瞑想、フォーグ腕振り、
ピラミッドテントでの各種瞑想などの仙人修行をしていた。
「キングダム・オブ・ハッピネス」という
カルマ解消のDVDも常時流しっ放しで、
高周波発信装置「ゼッテン116」もいつも流していた。
波動機器の決定版とも呼ばれる「ライフコントローラー」も
100万円ほどで購入し、詳しく書けばキリがないが、
様々なアイテムも利用して身魂磨きの実践に専念していた。
錬金術の真意は物質的な金の精錬ではなく、
意識進化による「生命の樹」の上昇だが、
ビジネス(錬金術)も立派な奉仕活動だった。
その頃、本物研究所を通じて知り合った霊能者に、
私は過去の事を何も話していないのに、
「君は黒い世界を体験する必要があったんだよ」
「これからもっと凄いことになりますよ」と言われた。
それ以上のことは「自分で分かるでしょう」と言われて
教えてくれなかったが、私は経済的に凄くなることだと思った。
だが、そうではなかったようで、今思うと、
「自分で考えて分かることを聞くな」というのは、
私のハイヤーセルフの言葉である。
私のハイヤーセルフがその霊能者の口を借りて
喋ったのかも知れないと思う。
(未だに何も凄い事にはなっていないが……)
そのような生活を2年ほど続けて悪想念を発することもなく、
潜在意識は完全に浄化されてカルマも残っていないと思っていた。

だが、泥酔すると何らかの弾みで深層意識の奥底の記憶
(カルマ)が浮き上がってくるようで、
29歳の春〜夏に2回も強烈な傷害事件を起こしてしまい、
もしも止めてくれる人間がいなかったら、
私は自分の投影を消しているところだった。
酒のせいではなく、酒のお陰なので酒に感謝であるが、
私は自分が恐ろしくなり、その時にたまたま目についた
『絶対変革』という本を読み、ネオデジタル内観を始めた。
とりあえず瞑想状態になり、
生まれてから今までの過去を振り返る作業をしたが、
もともと浄化が進んでいたのだろう……
僅か2〜3日で新たに生まれ変わったような心境になった。
ちょうど会社を休業して1年半ほど経っていて、
毎晩ギャバクラ巡りをしていたので
資金が底を突きて家賃が払えなくなり、
その他の事情も重なって、
急遽、ゴッドの実家に居候する流れとなった。
私は真我に目覚めた……と思った途端の予期せぬ展開だったが、
それはこれから始まる本当に予期せぬ展開の序曲に過ぎなかった。

何と、その家はお化け屋敷で、
ポルターガイストや金縛りに悩まされるようになった。
それらの現象は低級霊と波長が合わなければ
起こり得ないことなので、どうしても腑に落ちなかった。
部屋はイヤシロチ化して高エネルギー空間にしていたが、
太極八卦鏡を窓際に並べていたので風水的にも問題はない。
だが、ピラミッドテントをセットする時に方位磁針を見ると、
針が回転するので土地の磁場が狂っていることが分かった。
こればかりはどうしようもないが、
その部屋で育ったというゴッドは、
そのような怪奇現象を体験したことはないという。

しかし、磁場の狂いは亜空間を生み出し、
怪奇現象と無関係とは思えない。
また、私が低級霊と波長が合うとは考えられなかったが、
私がその部屋に住んで怪奇現象が起こったことは事実である。
だが、そこに住むことになったのは必然的な流れでもあった。
ネオデジタル内観は続けていたが、創価学会に入会させられ、
毎朝30分間の勤行(唱題)を強制されていた。
当初の怪奇現象は、ラップ音とポルターガイストと
金縛りだけだったが、その強烈さ故に意識を失うと同時に
体外離脱をして魔界に連れて行かれるようになった。
それが私の深層意識の世界(幽界)で、
普通の内観が「バーチャル内観」だとしたら、
私は「リアル内観」をさせられていたのである。
やがて、魔王を倒して合体したが、
魔界戦争が終戦したからといって、
まだ真我に目覚めたわけではなかった。

だが、魔界戦争の終戦と同時に引越す運びとなり、
それが2008年7月(30歳の時)だった。
それから約半年間、内観を続けながら世俗の中で修行をし、
2009年の節分に私のハートチャクラに落雷して感電した。
「落雷事件」の前後だったと思うが、
5次元にトリップして自分の本体の霊魂(トータルセルフ)
と邂逅し、その前後に次のようなメッセージを受けた↓
「全ての出来事は自分を成長させる為のプログラム」
「不安や恐怖が自己保存の観念を強くし、
それが原因で闘争と破壊となる」
「悲しみを怒りに変える事で自己保存の観念を強くし、
それが原因で闘争と破壊となる」
「自己保存から分離意識が生まれ、
それが際限のない欲望を生んで闘争と破壊となる」
「不安や恐怖、悲しみや苦しみから逃避したり、
マイナス感情を押し殺す事で根深いカルマとなり、
同じような事を繰り返しながら生きていかなければならない」
魔界戦争を終えても、まだ私の中に闇があったのだろうか……。
今振り返っての憶測だが、これは内観をする上でのアドバイスで、
厳霊が宿る前に私が再認識する必要のあることだったのだろう。
落雷事件前(2009.1.29)

落雷の電気ショックによって魂が覚醒するのか、
あるいは遺伝子が覚醒して超人に進化するのか……
という期待もあったが、自己犠牲による救世の使命を自覚し、
諸事情によって一時的に実家に移転することになった。
それから自叙伝『我が闘争』を書き始め、
1年間に及ぶ詳細な人生内観を終えて、
毎日長時間の瞑想に耽っていたが、
椅子に座ったまま4日間も昏睡状態になったりもした。
体外離脱で真っ白な世界で紫とピンクのオーラの女神に遭遇し、
その頃から明晰夢の中に図形や数式が現れて、
「黄金太陽」に関する啓示を受けるようになり、
ピラミッドの謎を解明して5次元の入口を発見した。

「黄金太陽」はアリオンの話に登場する正八面体だが、
その1年前に私は解読に取り組んでいた時期があった。
また、私に「黄金太陽」の解読のヒントを与えた女神は、
アリオンの話に登場するマイ・ミュート・アーテだと思われる。
その黄金太陽の中心が5次元の入口で、
人体十字の中心である「胸」なのだが、
それは隈本確の神霊術の数学的な理解でもあった。
それによって私は自分の内側と外側の世界認識の反転が進み、
それをもって「真我の覚醒」を自覚するようになった。
尚、小学校5年の頃に隈本確の本を読んで、
宗教の教義を学んでも意識進化には役立たないと思い、
宗教を卒業したということを書いたが、真我に目覚めて、
宗教が説く教義を自分で認識・知覚できるようになった。

それが、「学び」ではなく「悟り」なのだが、
悟りとはどのような状態かというと、
「内外反転」の認識を持った状態だと言える。
詳しくは改めて解説するが、真我の覚醒によって、
「この世」という夢から覚めてきた状態で、
この世の出来事も人類も夢だと分かっている為、
自我の感情が希薄になっていくのである。
そして、真我の外側(人間の内側)こそが、
実在の世界(5次元)であることを認識し、
そこが「自他一体」の世界であるがゆえに、
その投影である人間界も自他一体なのである。
悟りの語源が「差取り」と言われる通りである。
今はまだ認識は出来なくても、
理解してイメージすることは出来ると思う。
つまり、自分の外側を「内側」だと思って、
日常の出来事や自分の感情を観察すること。
私は「内外反転」の知識もイメージもなく、
ただひたすらネオデジタル内観を続けてきたが、
いつもリラックス状態で「内外反転」を意識し、
常に「内観+ホ・オポノポノ」を習慣にすれば、
意識進化のスピードは加速することだと思う。

にほんブログ村