2013年12月13日

岩塩の有害性の検証

前回、岩塩ランプの記事を書いたが、
今回は食用の岩塩についての新着情報を載せておこう。

まず、世の中では「減塩」が叫ばれているが、
それは食塩(精製塩)のことである。

というのは、1953年にアメリカの学者の実験で、
マウスのエサに通常の20倍の食塩を加えたところ、
半年後に10匹中4匹が高血圧になったからである。

それを人体に置き換えると、
毎日200gの食塩に相当する極端な実験である。

だが、それでも10匹中6匹には変化がなかったので、
食塩が高血圧の原因とは言えないであろう。

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しかし、食塩で血圧が上がる体質の人もいるので、
一概には何とも言えないが、
あくまでも問題は精製された食塩の話である。

自然塩には人体に必要な全てのミネラルが含まれているが、
食塩はほぼ塩化ナトリウムの化学調味料で、
ミネラルバランスは最悪だと言っていい。

それ故に、自然塩の摂取によって、
高血圧が改善したというデータも多く、
あらゆる病気に大きな効果があることが認められている。
(もちろん、巷の医者は認めないだろうが……)

もし、塩分の摂取が過剰な場合は喉が渇き、
体が水分を要求する機能が人体には備わっており、
水分の摂取によって塩分を薄めて排出するのである。

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但し、自然塩に含まれるニガリの有害性が問題である。

ニガリの健康効果を提唱する人もいるが、確かに、
陰性体質でミネラル不足の難病には劇的な効果がある。

だが、長期的に摂取すると極陽性の悪影響が出て、
腎機能が低下や心筋梗塞などを招く危険性が高まる。

ニガリとは、塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムのことで、
タンパク質と結びついて内臓や血管を固める作用があるからだ。

従って、ニガリだけを単体で摂取するのは危険なことで、
中国ではニガリを飲んで自殺する人もいるそうである。

それはともかくとして、自然塩に含まれるニガリは、
人体にとって多過ぎる為、自然塩にも害があるのである。

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食塩にはニガリが含まれていないが
他のミネラルもないので健康には良くなく、
自然塩にはミネラルが豊富だが、
ニガリが多過ぎるので健康に良くないのである。

だが、日本人が摂取する塩分の80%は
主に醤油と味噌だと言われているので、
塩そのものにはあまり拘る必要はないとも言える。

例えば、塩は食塩を摂っていたとしても、
醤油や味噌に含まれる塩分でミネラル摂取できる。

しかし、市販の醤油や味噌にはニガリが多いので、
その意味では塩は食塩を使った方が
ニガリの害が約20%出来ることになる。

つまり、自然塩+市販の醤油・味噌は最悪で、
塩だけでも食塩を使っている方が少しはマシなのだ。
高級な醤油や味噌にもニガリが多く含まれている。

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だが、ニガリが人体に全く必要ではないわけではなく、
多少は必要なミネラルで、ニガリを最適量にしたのが、
グローバルクリーンの塩・醤油・味噌である。

繰り返すが、個人差はあるだろうが、
日本人の塩分摂取の約80%が醤油と味噌だと言われている。

残りの20%が、塩・マヨネーズ・ケチャップ・その他……で、
塩そのものの摂取量は非常に少ないのではないかと思われる。

私はマヨネーズやケチャップなどは原則として禁止にしていて、
醤油や味噌以外の塩分と言えば、漬け物程度だろうか。

一般的に、料理に塩を使うとしても、
1日に摂取する塩分の20%にも達していないと思うし、
仮に達していたとして、食塩を使用しても殆ど問題ないと思う。

寿命を縮める自然塩の害
http://kemono666.seesaa.net/article/273084974.html

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また、上記の記事の中で私は、
「キパワーソルト」と「岩塩」についても書いているが、
岩塩については次のように書いている↓

「岩塩には殆どニガリがない為、岩塩を使用している人は、
醤油や味噌からの塩分摂取は別として、
岩塩自体からはニガリの害を受けることはない。
浅井理論では、岩塩を摂取しているとミネラル不足になるとのことだが、
それは山岳民族の話であり、日本人は醤油と味噌の塩分からミネラルが
十分に摂取できるので、岩塩を使用していても全く問題はないだろう」

確かに、岩塩にはニガリが含まれていないが、
健康に良いかどうかというと、
そうとは言えない情報を得たので一部転載しておきたい↓

元日本塩工業会顧問の工学博士・尾方昇氏のサイト
【塩の情報室】に記載されている「岩塩の話」
http://www.siojoho.com/s02/09.html

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岩塩についての問い合わせが多いので、
岩塩に関する一般的な質問をベースにしてまとめてみました。

注意:溶解採鉱の岩塩は、岩塩の性質がなくなった精製塩です。

この項で説明する岩塩は、採掘した岩塩です。
溶解採鉱の岩塩(釜焚きの岩塩)は
特に記載してない限りこの説明には含まれません。
溶解採鉱をした塩は岩塩としての性質を全く失っており、
通常の立釜の塩に変わっており、
精製塩と同じ特徴をもつ塩になっています。

塩の性質として精製塩と同じです。
最初の原料が岩塩だったというだけで、岩塩とは全く異なるものです。
塩の表示で乾式採鉱の塩(採掘岩塩、ホントの岩塩)も
溶解採鉱(釜焚きの岩塩)も同じように岩塩と
表示しているものが多いので買う時には注意が必要です。
表に岩塩と書いてあっても岩塩でないものがあります。
裏面の製法表示に採掘と書いてあるもの(ゴロゴロの塩)が
ホントの岩塩、溶解と書いてある(サラサラの塩)は精製塩です。

Q
通常の塩に比べて、岩塩はミネラル分が
豊富だということですが実際にどの位の差がありますか? 
例えば海水塩に比べてミネラル○倍!というように言えますか。

A【ミネラル】
通常、塩のミネラル分という場合はマグネシウムをさす場合が多く、
またにがり分(塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、
塩化カルシウム、塩化カリウムの合計量)をいう場合もあります。
岩塩にマグネシウム塩が入る例は
極めて稀でほとんどないといってよいでしょう。
マグネシウムは海塩だけに入っています。
にがりをどの程度分離するかでその含有量が変わります。

ボリビアのピンクの塩は鉄分が多いとされます。
一般に赤い塩は鉄分による赤色です。
しかしその鉄分は赤鉄鉱の赤色で赤粘土と同じような成分ですから
体の中で溶けてミネラルとして吸収することはできません。
岩塩には多量の鉱物を含むものがありますが、
それは食用には販売されていません。
食用とする岩塩ではミネラルはほとんどないといってよいでしょう。

Q【栄養素】
海水塩には含まれていなくて岩塩には含まれる栄養素はありますか。

A
岩塩が生成される数億年の間に海水の成分は
分離されて各塩類が積み重なった形で地下にあります。
この段階で精製されているのです。
特殊な条件で他の塩類が微量に入ってきたり、
周辺の鉱石が混入することがありますが、
栄養素として価値のあるものが
混入してきたという事例は未だ見つかっていません。

Q【種類】
岩塩にはどんな種類がありますか。
それはどこの国で産出するものですか。

A
産出状態、色、などによって分けられるかもしれません。
塩化ナトリウム99%のものから20%位しかないものまで様々です。
産出状態のほぼ地表にあるもの、深い地層に堆積して隠れているもの、
地殻変動で岩塩層が柱状に突出しているものなどがあります。
しかし、日本に輸入されて販売されている食用にする岩塩については、
採鉱の仕方による分類が一番大きな違いになります。

・乾式採鉱の岩塩(ほんとの岩塩)
岩塩を掘り出したもの。これがほんとの岩塩です。
食用に使うのは特殊な場合が多い。
大きな粒で販売されているものが多い。
着色しているのは乾式採鉱の岩塩。透明のものもある。
溶けにくいことが最大の特徴で、そのため煮炊きには使いにくいが、
振り塩などでは特徴が生きることがある。
直接舐めると塩味を薄く感じることになる。
色の付いたものでは種々の鉱物(石ころ)を混入しています。
鉱物は通常消化しないのでミネラル補給の意味はありません。

・溶解採鉱の岩塩(釜炊きの岩塩)
岩塩層に水を注入して得た濃い塩水を釜で炊いた塩。
見かけも成分も精製塩に近く、元々の原料は岩塩だが、
岩塩としての特徴はなくなっており消費者に誤解を招く場合がある。
調理用として欧米の食用塩は溶解採鉱の塩が広く使われている。

Q【使うときの注意】
岩塩を料理に使うとき煮に注意することは何か

A
岩塩は溶けにくいので使い方に注意が必要です。

Q【岩塩の色と不純物】
色の付いた岩塩が売られていますが体に悪いものは入っていませんか

A
統計はありませんが、私の少ない経験から、
岩塩の色は、赤が最も多く、次に黒、白、透明、となり、
青、緑、黄は少ないようです。
岩塩は種々の鉱物と一緒に出てきます。純度も様々です。
一般的に赤系は酸化鉄、黒は粘土や黒砂、
白は石灰石、石こう、気泡などが多いようですが、
色の成分をきちんと分析したデータは少ないので正確には分かりません。

私の経験からは、東欧でクロムやマンガンをかなり含んだ黒色岩塩、
パキスタンで硫黄や鉄を含む深紅色の塩など変わったものもあります。
数億年かけて析出しており、不純物としての鉱物はほとんど水に溶けず、
食べてもおなかの中を素通りするので毒や栄養にはならないと考えています。

しかし砂など異物が多く、
衛生的環境で作られているものではありませんから、
食品衛生法上は問題があります。
輸入時に衛生上の検査や規格はありません。
食用には自己責任で食べていただくということでしょう。
個人的意見としては、岩塩を使ってみたい人は
透明な岩塩が安心して使えると考えています。

転載終了


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私が今までに受けてきた健康相談の中でたまに、
「塩は岩塩でもいいんですね?」という確認の質問があり、
その度に「YES」と答えてきた。

実際、健康長寿者が多いコーカサスの人々も岩塩を摂取しているし、
ヒマラヤに隠遁している修行者たちも恐らく岩塩を摂っているので、
著しく健康を損なうような問題ではないと思う。

だが、岩塩そのものを上記の転載記事で検証すると、
決して健康に良いとは言い切れないものであることが、
読んでみてお分かりいただけたと思うが、以下に、
ポイントをまとめて私からの解説を入れておこう。

当然ながら、「岩塩ランプ」の場合は全く問題はない。

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まず、溶解採鉱の岩塩(釜焚きの岩塩)は、
岩塩としての性質を全く失っており、
精製塩と同じ特徴をもつ塩になっているという。

また、採掘岩塩(本当の岩塩)も溶解採鉱(釜焚きの岩塩)も、
どちらも「岩塩」と表示されているので注意が必要だという。
表示に「採掘」と書かれているゴロゴロの塩が本当の岩塩で、
「溶解」と書いてあるサラサラの塩が精製された岩塩らしい。

では、採掘岩塩なら良いのかというとそうではない。
岩塩は一般的にはピンク色をしているが、
それは体内で吸収されない酸化鉄の色だという。

また、きちんとした成分分析が少なくて正確には分からないが、
黒い岩塩は粘土や黒砂、白い岩塩には石灰石などが多いそうだ。

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「ミネラル=鉱物」で、鉄も石灰(カルシウム)も、
人体に重要な役割を持っている必須ミネラルなのだが、
岩塩はイオン化されていない為に吸収されないようだ。

体内を素通りして毒や栄養にならないとのことだが、
確かに大部分は吸収されずに排出されることになる。

だが、排出されなかったものは血管や細胞に蓄積され、
ニガリに匹敵するような悪影響を人体に及ぼすことになる。

また、岩塩には砂など異物が多く、食品衛生法上にも問題があり、
口に入れるなら透明な岩塩が安心して使えるとのことである。

イオン化されていない無機ミネラルの害については、
以下の連載記事をお読み頂きたい↓

奇跡を起こす蒸留水@
http://new-mu.seesaa.net/article/322485655.html


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posted by ZERO at 10:18| Comment(2) | アセンションに導く正食革命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
参考になりました。

我が家で使用していた岩塩は正確には岩塩ではなく、
岩塩が溶け出した湖水からとった天日塩でした。

信用できる健康食品の店で買ったものですが、安価なので助かっています。

調味料を減らしているので、ただの塩といえども、かなりの消費量です。
Posted by つん at 2013年12月19日 23:16
つんさん、こんにちは。

岩塩が溶けだした湖水からとった天日塩……
なかなか複雑な塩ですね^^;
風呂の湯にも適量の塩を入れると良いと思います^^
Posted by ZERO at 2013年12月21日 09:47
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