政木和三氏のことは過去に度々紹介しているが、
改めて簡単なプロフィールを紹介しておこう。
船井ドットコムより転載↓
http://www.funaiyukio.com/hisho/index.asp?hno=201109003
船井の『友人』であり『師』である政木和三さんについて
船井が特に親しかった人に政木和三さんがいます。
政木さんは、1916年生まれで
2002年にお亡くなりになりましたが、
関西電気工学科卒業後、大阪帝国大学工学部通信工学研究室に入り、
航空工学科、造船工学科、精密工学科等を経て、
工学部工作センター長を務められました。
いままでに政木さんが発明、
開発したものは3,000件以上にものぼります。
船井に政木さんがどんな人だったか聞いたところ、
「欲のない、素晴らしい人間性の人だった。
私に世の中の真理を教えてくれた人の一人だ」と言っていました。
政木さんがこれまでに発明したものには、
自動炊飯器、瞬間湯沸かし器、自動ドア、
エレキギター、魚群探知機、CTスキャンなどがあります。
私たちの生活の中でおなじみのテレビも、政木さんの発明のおかげで、
低価格で販売されるようになったそうです。
また、政木さんはフーチ(振り子のようなもの)
を使った人間性測定の名人でした。
今年9月11日に行われた『にんげんクラブ全国大会』の講演の中でも、
船井は政木さんについての話をしていました。
その講演の中で船井は、
・この世の人間は、本質である魂と、
補助存在である肉体の合体したものであること。
・人間は宇宙の根元存在で、生成発展を続けているものであること。
などについて述べています。
(この講演で船井が伝えたかったことは、
9月15日と、9月19日の『いま知らせたいこと』
のコーナーで詳しく紹介していますので、ぜひお読みください。)
政木さんは多くの発明をしてきましたが、
特許を私物化せず、無償で公開してきました。
それについて、こんなエピソードがあります。
昭和56年、40数年にわたる大阪大学での研究者生活から
林原生物化学研究所へと政木さんが移ったときに、
日本の五大家電メーカーのトップの人たちがそろって
政木さんの元へ訪ねて来たそうです。
政木さんは、自分の発明を特許の出願だけをして、公表してきました。
家電メーカーは、その政木さんの発明を研究し、
そのおかげでできた製品はたくさんあるそうです。
家電メーカーの人たちは長年お世話になったお礼を政木さんに伝えました。
もしも、政木さんが全ての発明の権利を自分のものにしていたら、
何千億円ものロイヤリティーが入っていたそうです。
政木さんは、自分の発明について、次のように話しています。
(『未来への発想法』東洋経済刊より)
そもそも発明というものは、一つの真理をみつけて、
その論理に従って肉付けし、応用していけば新製品となり、
発売することができるわけで、私の発明、発見したものも、
どんどん活用していただければよし、としていたのである。
私の発明品、開発品は、自分の欲望を捨て、
多くの人の幸せのため、喜びのためにと
追い求めていったことの結果として生まれたものだと思っている。
政木さんは、社会に貢献しよう!という気持ちでいたわけではなく、
ただ、自分がたくさんできる発明を世に出し提供していました。
無欲であること。このような政木さんだからこそ、
宇宙とつながるように、たくさんの発明ができたのだろうと思います。
無欲のとき、宇宙(神さま?)は、力を貸してくれるように思います。
政木さんの著書『精神エネルギー』(旺文社刊)
にはこんなことが書かれていました。
某日、ある会社の社長が、
「運営も軌道に乗り、私が引退しても経営ができるから、
これからは欲望を捨てて社会奉仕をします」と言われた。
そこで私は、「社会奉仕をしたいというのは、最大の欲望ですよ。
社会奉仕はするものではなく、自分の行為が社会のために役立つことです。
貴社の製品を社会が求めているものならば、さらに規模を大きくして、
販売量を増加し、もっともっともうけることですよ。
会社がもうかり、社長も収入が多くなり、社員もうるおい、
多くのお客様にも喜びを与えることになれば、それが社会奉仕です。
会社がもうかることは、有益な商品が社会に出回り、
一般の人々にも恩恵を授けることになります。引退なんか考えずに、
会社の繁栄を図ることが真の社会貢献ではないでしょうか」
‥‥‥(ここまで)
誰かの役に立とうと考えること。
これは、一つ間違えば、自分の「欲」になってしまいます。
自己を満足させるための奉仕ではなく、
自分の無意識の行いが、誰かの役に立つ。
これが、私たちが目指すものではないかと思います。
自分の欲を捨て、ただただ自分がすべきことを出来る人。
感謝の気持ちで過ごせる人。
このような「当たり前のこと」ができる人が、
世の中を明るくできるのだと思います。
転載終了

我々が日常生活の中で利用している文明利器、
医学や産業、その他の分野で活用されている機器、
その他、社会に多大な貢献をしてきたオカルト博士である。
特許を取得したのは約1000件だが、
発明自体は3000件に及ぶそうで、
全てシータ波の時に1秒で発明したそうである。
だが、それは政木氏が1万年前の過去世で発明した物で、
それを思い出しただけなので特許料を得ることが許されず、
無償で公開してきた為に本来の寿命以上に生かさせたという。
人の為と書いて「偽」だが、
内海康満氏曰く「他人とは自分自身である」……。
私もそのことを認識しているので、
「人の為」とは「自分の為」という意味であり、
そのことについて過去に再三再四書いてきたが、
便宜上「人の為」という言葉を使用せざるを得ない。

私は死を決して世界征服(救世事業)に乗り出した時、
アレクサンドロスやイエス・キリストを模倣して、
33歳で抹殺される覚悟をしたことがあり、
その救世事業そのものにはまだ着手できていないが、
人の為だけに生きてきたと言っても過言ではない。
それで、36歳になった今も生かされているのかも知れない。
節分に死にかけたことを書いたが、それ以降は何もなく、
今後も生きていく上での貴重な体験だったと思っている。
私は過去に、ありがとう仙人が説く「究極の自己中心主義」、
それと同義語で内海康満氏が説く「真の自分本位」について、
何度も繰り返し書いてきた。
だが、実は私自身はそうではなかった。
私は自分を捨てた自分の為(無私の菩薩行)で、
この5年間は人間としての自分を空洞と見なし、
人類を自分と見なして自己犠牲的に生きてきた。
ありがとう仙人や内海氏が説いていることと
逆であることは分かっていて、そのことは何度か書いてきた。

それは私が個人意識を虚無にして真我の視点に偏っていたからで、
それも自分で自覚していたが、私にとってはそれが必要な時期で、
そうさせられていたのである。
それは、ホワイト・イーグルやシルバー・バーチが説く
スピリチュアルの原点、即ち、贖罪神イエス・キリストの意志であり、
それ故に私は一気に意識進化して真我覚醒に至ったのだと思う。
だが、一生そうあるべきかというと、そうではないと思っていたし、
時期的にも予期していた通りに転機が訪れた。
オブラートに包んで書いているので、
何を言っているのか意味が分からない人も多いと思うが、
顕在意識では分からなくてもいい。

究極の自己中心主義(真の自分本位)を一言でいうと、
以前、神仙組1に書いた通りである↓
春山氏は「自己実現の欲求」について、次のように語っている。
「これは神の世界にも通じる心境といえます。
孔子のいうところの
「七十にして心の欲するところに従い、矩をこえず」
の世界でしょう。
すなわち、他人と自分との間に境がなく、
心の命ずるままに行動して、気がついてみたら、
世のため人のための行ないになっている。
そのような理想郷の世界ではないでしょうか」
快の追求が導く自己実現
http://mujaki666.seesaa.net/article/173778495.html
自己実現の真の意味は「願望実現」ではなく、
「輪廻解脱=真我覚醒=神人合一」である。

引き続き、船井ドットコムより↓
http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=200510003
政木和三著『精神エネルギー』で、びっくり
ダイエーの創業者の中内功(※功の力は刀)さんが
亡くなりました。親しかった人です。
彼からはいろいろ学びました。偉大な人でした。
83才、まだ早い死だと思います。事情は分るのですが、
ダイエーが彼の社葬を行なうように思われない現実に、
やはりびっくりしています。
中内さんと同じように、私にいろんな学びを与えてくれた人々が、
続々と故人になっています。その一人に政木和三さんがいます。
彼は1916年生まれ、2002年に亡くなりましたが、
私が彼とはじめて会ったのは1985年の11月27日、
岡山の(株)林原の本社でのことでした。
その時のことを『船井幸雄の人間の研究』
(1990年PHP研究所刊)の34ページ〜37ページに
つぎのように書いています。
もと大阪大学にいらっしゃった先生、大正5年生まれ、
工学博士、発明家・・・ぐらいしか予備知識はなかったのですが、
会ったとたんに政木先生は
「船井さん、あなたの人間性を測らせてもらってよいですか?」
と切り出されたのです。
「いいですよ」といった途端に、昔、(アントニオ)猪木さんから
見せてもらったのと同じようなくさりの先に
ベークライト円筒のついた振り子のようなものを取り出され、
ついで測定板を持ち出し、その上に振り子をつりさげ
「さあ、測りますよ」ということです。
すると、振り子が前後左右にゆれ、いろんなパターンを画き出しました。
5分ぐらい経った後、
「さあ、あなたのことが、いろいろわかりました。説明しましょう」
といって、「図1」のような図を書きながら説明がはじまったのです。
「あなたは85歳以上永生きしますよ。アタマも非常によい。
知能指数(IQ)は180もある。カラダも健康体ですね。
腎臓が少し悪いが悪性ではないからそんなに気にしなくてよいでしょう。
これから運がよくなります。
いままでは能力の50%くらいしか力を発揮していなかったが、
やがて60%〜65%と力を出せますよ。
竜神がついているから超能力もあるし中庸を行く温厚な性格です。
ちょっと自我が強いですね」ということです。
びっくりして「よく初対面なのにいろんなことがわかるのですね」
と聞きかえしますと、
「これは政木フーチ・パターンによる測定といっていますが、
現在のあなたについての診断としては絶対に正しいと自信があります。
しかし、説明してもむつかしいので、
船井さん、とりあえずこの本を読んでください」といって、
彼の著書である『精神文明と奇跡』をくださったのです。
これが政木和三先生との出合いであり、
政木流人間性測定法との出合いだったのです。
現状の科学で説明できないことも世の中にはある
私は、その日の間に、この『精神文明と奇跡』を読んでしまいました。
フーチとかフーチ・パターンについては、ある程度わかったのですが、
この本には、それ以外にとんでもないことが書かれていました。
それは政木さんや彼の親しい人たちのために、
空間から仏像やマリヤ像、そして大黒天像などが出現したということと、
その写真がカラー印刷で何枚か載っていました。
また、あるところで、からっぽの容器の中にお酒が湧き出し、
いくら飲んでも減らなかったとも書かれているのです。
空間から物理的な物体が突然に出現するなどというのは
私の常識ではとうてい考えられないことです。
そこで、政木さんは大嘘つきかペテン師かと思ったのですが、
会った時の印象では誠実な人のようです。
そこで、もう一度、この本を開きました。そこで気づきました。
この本のはじめに林原健さんが次のように書かれているのです。
「この書に書かれておられる超常現象の大半は、
私自身も現実に体験致しました。
現在の科学ではほとんど説明できませんが、
根本は科学の延長線上にあることは間違いないと考えられます。
ゆえに、へたに今現在の我々の未熟な学問で解明するよりは、
将来完全に説明できる時点まで、
事実のみを記載されるに留められた政木先生のこの書に対し、
心より敬意を表したいと思います」と。
この一文があったために、私は、
この本に書かれた一切のことを信じることにしました。
林原社長は、いいかげんなことをいわない人であるからです。
その後、政木和三先生とは親しくおつきあいをしていますが、
先生もガンコなまでの実証主義者であり、
いいかげんな言動の一切ない人であることがわかりました
(抜粋ここまで)。
この日から、政木和三さんとは特に親しく付きあってきました。
『フナイ・オープンワールド』の常連講師をお願いしていましたし、
いまも彼の発明品のバイオライトなどを利用しています。
私に世の中の真理をもっとも教えてくれた一人と思っています。
ところで先週、彼の代表的著書の『精神エネルギー』
(1987年旺文社刊)を再度読み返しました。
十数年以上も読まなかった本ですが、びっくりしました。
新しい発見が多くあり、
私の大学ノート2ページにびっしりとメモをとりました。
この本の第一章は、「20世紀の奇跡」という章題ですが、
その冒頭につぎのように書かれています。
二十世紀に奇跡が起きた
科学万能の今日、科学常識で判断できない奇跡が私の周辺に続発した。
それも昭和48年ころからである。
現代の科学では、あり得ないことばかりであり、
事実として、その証拠が残っていなければ、思い違いか、
錯覚ではないかと思う現象である。
空中から発生した仏像が、写真にも写り、現存し、
忽然と湧き出た果実酒を、一年半にもわたって自分も来客も味わう。
また、自分の口から発生した真珠の直径を測定し、
その成長ぶりをグラフに書ければ、それが幻覚とは思えない。
またカメラもなしに、フィルムを額にあてて念ずるだけで、
思うものが写真として写る。それも十数人が同時に写り、
お互いに確かめ合うことのできる念写の実験等、
科学的にあり得ない超常現象ではあるが、確かに現実に起きている。
このような現象を、一般の人々に信じよというほうが無理であって、
私が自分の目前で数十回にも及ぶ奇跡発生を体験しても、
そんなことがほんとうにあってよいものだろうかと、
ときどき迷いの気持ちが通り過ぎてゆく。
しかし、その奇跡は事実であり、その証拠の品々が、
私の手許に多数残り、しかも自分の胸のポケットの中で、
今でも私の口から発生した真珠が私の体調に応じて、
大きく輝くときと、小さく汚なく萎縮するときがある。
その真珠を私は自分の講演のとき証拠の品として会場に回し、
手にとって確かめてもらっている。
現代の科学力で判断できないということでも、
現代の科学力以上の科学的な現象があるのではないだろうか?
(抜粋ここまで)
これらの奇跡は「精神エネルギー」で起きたと考えざるを得ないので、
政木さんは、『精神エネルギー』という書名にしたのでしょうが、
ちょうどきょうあたり書店に並ぶ私の最近著『にんげん』
(ビジネス社刊)にもこの辺のことを詳述しておきました。
『にんげん』の原稿執筆中に、この『精神エネルギー』を
読み返しておればもう少し分りやすく説明できたところもあった・・・
と思うのですが、ともかく拙著『にんげん』とともに、
政木さんのこの本もぜひお読みください。
20年の時を隔ててのシンクロニシティに本当にびっくりしたのです。
転載終了

前置きが長くなったので、
メインの記事は別のタイトルで次回に譲りたい。
で、その記事を書いて載せようと思っていた時に、
聖母から手伝いを頼まれてパソコンから少し離れた隙に、
弟が勝手に私のパソコンを使って操作ミスで全部消してしまった


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